2015年12月5日土曜日

自作 舞鶴青茶

茶絲道 堀口一子さんに烏龍茶作りを学んだ私は、自分でも作っていきたいと茶葉を摘ませてもらえる場所を探していました。


お茶農家にとって一年に一度の新茶の時期、その茶葉を「体験」ではなく、烏龍茶作りのために摘ませてくださる所はなかなかなく。。。

行きつけのロックな八百屋 フランク菜ッパさんに相談したところ、舞鶴にいい茶畑があり、管理している一家も手伝ってくれる人を探しているという!

古田茶楼さんは宇治でも茶畑をされているのですが、舞鶴のこの茶畑の風景が好きで残したいという一心で、奈良からわざわざ通って紅茶を作られています。

私は紅茶作りをお手伝いするかわりに、手摘みした茶葉の一部をいただいて烏龍茶を作らせてもらうことになりました。

うっそうとした茶畑。

大きな茶葉は紅茶用。

池の前で休憩。

ここで作った「舞鶴青茶」を、甘夏ハウスの空中茶屋で淹れさせてもらいました。

来春は九州でも烏龍茶を作りたいと思っていますo(^▽^)o

烏龍茶ワークショップもできたらいいなぁ♪( ´▽`)

茶絲道 堀口一子さんの烏龍茶ワークショップ

元々台湾の烏龍茶の香りと味が好きでした。
お茶屋さんで茶器も購入し、自分なりに飲んで楽しんでいました。

ある日「茶絲道」のチラシを見かけて、堀口一子さんという茶人が「自然茶研究会」として自作の烏龍茶を飲み比べる会をされていると知り、参加しました。

そこで出された、去年一子さんが手摘み手もみし作られたという烏龍茶の美味しさに感動し、新茶の時期に行われる烏龍茶作りのワークショップに参加を決めました。

一回目は滋賀 比良の鹿垣(ししがき)という獣界と人間界を分かつ石垣に自生している在来種の茶葉で作りました。

午前中に茶の新芽を摘みます。
「新しい命をもらっているのだという感謝の気持ちで一つ一つ摘んでいきましょう。」と、一子さん。

プチ、プチ、と、一つ一つ摘むこと自体に喜びを感じました。

摘んだ茶葉を日光に当て、発酵させます。

日陰に移動し、さらに発酵させます。

その間にお昼ごはんと一子さんが前日作られた緑茶をいただきます。

中国では烏龍茶のことを「青茶」といいます。
これは葉っぱの色を指し、「緑茶」は無発酵、「紅茶」は完全発酵、「青茶」はその中間の半発酵で、台湾や中国では発酵度合いが何%であるか数字で表されます。
前日は日光があまり出ていなかったので、新芽ばかりで無発酵の緑茶を作られたのだそうです。

茶葉を揺すって目に見えないくらいの傷をつけ、さらに発酵を促します。

茶葉が青くなったら火をいれて発酵を止めます。

茶葉を手ぬぐいに入れ、何度も何度も揉んでいきます。
とても根気のいる作業。
力まかせに揉むと茶葉の繊維が崩れてしまうので、いい塩梅で揉まなければいけません。

「お茶を摘むとき、発酵させるとき、揉むとき、どの様な気持ちでどのような姿勢で行うかがお茶の味としてでてきます。しんどいな、と思いながら作業するのと、いい匂いだな、かわいいな、と思いながらするのでは、できあがりが全く変わってくるんです。」
という言葉の通り、最後に乾燥のための火入れをして出来上がった烏龍茶はそれぞれ違った香りや味わいを持つものとなりました。

小学生の女の子が作ったものが理想的な仕上がりで、お茶請けと一緒にみんなでいただきました。



二回目は三重の而今禾(じこんか)さんで。
柚の木の近くの茶葉や日当たりのいい茶葉、日陰の茶葉など、それぞれ発酵させます。

素敵で美味しいお昼ごはん。お茶の新芽の天ぷらもいただきました。



今回は天気が悪かったので、日光萎凋(発酵)がなかなか進まず、十分に揺することで発酵を促しました。

生えていた場所ごとにお茶を試飲。


手間がかかるけれど、美味しい烏龍茶を自分で作れるということを教えてくれた一子さん。
数回ひらかれたワークショップに二度参加できて、それぞれ天候や場所による違いを学ぶことができてありがたかったです。

今後も自然茶研究会に参加していきたいと思っているので、よろしくお願いいたします。

堀口一子さん Facebook
アトリエミショー茶道のページ

京都お茶会コンシェルジュ 山口晴子さん

ちょうど一年ほど前に友達に誘われて、山口晴子さんのハーブのお茶会に参加しました。
相手の身体の状態に合わせてその場でブレンドし、提供されるハーブティーのお茶会です。

これまでハーブティーは身体にいいかもしれないけどあまり美味しいと思ったことがなかったのだけど、その美味しさに感動しました。

相手のために一期一会のしつらえを施し、一杯のお茶を淹れる…。
裏千家の茶道の先生でもある晴子さんが、お茶の種類にとらわれず、相手に必要な一杯をブレンドして淹れる「お茶会」。
その考え方に共感し、ハーブについて学びたいと思っていたので、「京都お茶会コンシェルジュ」の生徒となりました。

まずはコーディネーターコースで茶道・煎茶・紅茶・中国茶・コーヒーについての知識と淹れ方を学び、24種類のハーブの効能・単品で飲んだ場合の味・香り・色を学びます。

次にティーチャーコースでさらに10種類のハーブと、これまで学んだ基本のハーブを使ってブレンド方法を学び実際にどんどんブレンドしていきます。


授業は基本的に晴子さんの自宅で一対一で受けます。
もし他の生徒さんと予定が合えば一緒に学んだり、晴子さん見守りのもとティーチャーコースの人がコーディネーターコースの人に授業をしたり、ティーチャー同士でお互いにブレンドしたお茶を飲み比べたりすることもあります。

進め方は人それぞれで、短期間で学んでしまう人もいればゆっくり学んでいく人もいるそうで、私は一回行ったら集中して2〜3コマ進めるのを月に2〜3回というペースで半年ほどかけてティチャーまで卒業しました。

晴子さんが出すお茶請けや、使用するハーブを料理やジャム、コーディアル(シロップ)作りに活かす方法も大変勉強になりました。


また、私含めた生徒さんの特徴として、お茶のことを学びに来ながら、晴子さんに自分の近況や目指すことなどを話すうちに新たな道がひらける人が多いみたいです。

お茶会コンシェルジュは京都に晴子さんの本部があり、支部は名古屋、九州(私)、ベルギー、アメリカにひろがっています。

大分 日出(ひじ)へ引っ越しました。

このたび、京都から大分 日出(ひじ)に引っ越しました。

こんなとこ

ヤギもいる。

長くなりますが、経緯を書いていこうと思います。

里山くらしが夢物語ではなく自分でも実現できそう、と思うようになったのはここ半年くらいのこと。
京都という都市と自然を行き来できる場所に3年半住めたことが大きかったです。
仲良くしてくれたみなさん、本当にありがとう!

2014年1月1日 一乗寺そば鶴常連 盆踊り大好きメンバーで書き初め

2015年3月末に退職して失業保険をもらいながら、

茶絲道 堀口一子さんに烏龍茶の作り方について学びました。

そして、ロックな八百屋フランク菜ッパさんに紹介してもらった舞鶴の在来種茶畑で烏龍茶を作るように。

さやちゃんに誘われて甘夏ハウスで空中茶屋として自作の烏龍茶や自家製シロップカキ氷を出したり、


甘夏庭の小さな畑で作った生ハーブティーを出したり、

味噌作りや梅仕事もするように。

また、岐阜と滋賀にまたがる薬草の宝庫 伊吹山の麓 春日モリモリ村で行われる水野瑞夫先生の薬草教室に毎月通ったことも大きかったです。

薬草の薬学的なことを学ぶだけでなく、キハダはぎや生藍染めを実際に行ったり、水野先生と一緒に野山をハイキングしたりコンニャク作りを学んだり。

モリモリ村のもっと奥にある麻処さあささん宅に毎月泊まらせてもらって、田んぼ・畑仕事を手伝わせてもらったり、草木染めをさせてもらったり。

そういう手間ひまかかること自体に喜びを感じられるとわかり、決心しました。
里山に移り住み、自分で食べる分くらいの野菜や保存食を作ったり、4-6月は烏龍茶を作ったりしてくらして行こう、と。

産まれ育った九州に住みたい所があるかなぁと、9月はじめに福岡(実家)・大分(山香・別府)・熊本(産山)・佐賀(武雄温泉・嬉野)・長崎(波佐見)の里山でくらされている人やお茶所を訪ねる旅をしました。
どの場所にも素敵な人たちが自然に合わせて暮らしていて、九州は魅力的な場所ばかりでした。

嬉野の太田重喜製茶で大好きな烏龍茶に負けない香りの無農薬煎茶に出会い、

波佐見の町並みも気に入って、

一気に九州へ気持ちが傾いたところで、最後に行ったのは山香。

京都城陽ダーチャで見たbaobabとカテリーナ古楽器研究所の演奏が忘れられなくて、山香にあるアトリエに遊びに行かせてもらいました。

カテリーナ古楽器研究所とは、家族で自給自足的な生活をされながら、家の敷地内の森の木を切ってヨーロッパの古い楽器を作製・演奏されている松本一家のことです。

baobabは長男未來さんと長女舞香ちゃんのユニット。

山香に降り立ち、カテリーナの森に向かって商店街を歩いていると、美味しそうなお肉屋さんとお魚屋さんを見つけました。
しばらく歩くと、素敵すぎる無人販売所。

田んぼの風景。

そして、カテリーナの森に到着。

日本家屋の母屋を入ると

古楽器たちや自然農法で作られた黒米緑米や紅茶などの展示スペース

ピザ窯も手作り。

古楽器を作るアトリエもこの敷地内にあった木を切って自分たちで作られたそう!

水場も自作。

北欧(行ったことないけど)の向こうに稲穂が揺れる風景を見ながら、いつかここに住みたい!と思いました。


3年半住んだ京都や毎月通った春日にも大好きな人と風景がありますが、なぜか「素敵な場所に一時的にいさせてもらっている」という思いが拭えませんでした。


でも、ここ山香では、とても自然に、単純に、住みたい、と思ったのです。


家を探すために10月11月に大分を訪れ、山香で候補となりそうな家もあるけどすぐに住むのは難しいことがわかりました。

そこで、おおいた移住計画の方から紹介してもらったあすみ農園をされているあすみさちゃんの日出の家に一旦荷物を移して、山香の家をゆっくり探すことにしました。

引っ越し前夜、車道に横たわる鳥を助けたあすみちゃん

今後の予定としては、山香で確実に入居できる家が決まるまで、日出の家に荷物を置かせてもらい、大分暮らしを満喫しながら、はるばる岐阜春日の薬草教室に通ったり、京都で空中茶屋を続けたり、実家小倉に帰ったりしていく予定です。