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2014年9月11日木曜日

貴子さんデザインの浴衣とそば鶴さん。

烏丸蛸薬師のコワーキングスペースoinaiで友達の貴子さんがデザインした浴衣の展示をしているので見に行ってきました。

貴子さんがデザインし、伊勢の形紙を使って注染の手法で綿紅梅の布に藍を染められた浴衣。

祇園囃子と鴨川の流れのデザイン。私はこちらが一番好き♡
ムクゲと鸞。

鉾を支える雄蝶。

素敵な展示でした。


その後、貴子さんと帯デザイナーの文ちゃんと、よく行く一乗寺そば鶴さんへ。
素敵な器の中に蟹酢。

秋刀魚ちゃんと雪だるまちゃん

大好きな茄子あんかけ蕎麦。

秋のなめこおろし蕎麦。

甘あげあんかけ蕎麦。

2014年9月7日日曜日

バルテュス展

着物でバルテュス展へ行ってきました。
絵だけでなく篠山紀信さんによるバルテュス・節子さん・娘さんの写真もよかったです。

そして新風館の京都オーガニックマーケットでシガセイサクショさんの草木染め(やまざくら)の綿の下着を購入。
オーガニックコットンでなかったのは残念ですが、紐を結ぶ必要がなくてお腹周りもしめつけられない、着物の時に着脱しやすい下着を探していたので、2枚買ってみました。

帰りに六角通りのかづら清さんに寄って髪飾りを見てきました。
9月末にある友人の結婚パーティーで盛装・仮装するためのものを探していて、こちらは1万6000円ですが、お正月にも使えそう。
かづら清さんの祇園店とおはりばこさんにも行ってみようと思ってます。

2014年8月31日日曜日

風天塾 第2回 学びとはなにか?~カオスと科学、芸術~ 

雑誌『風の旅人』編集長佐伯剛さん主催の風天塾に行ってきました。
7月に「人間らしさとはなにか?」というテーマで関野吉晴さん(探検家)と山極寿一(人類学、霊長類学者)さんが語られた第一回に続き、「学びとはなにか?~カオスと科学、芸術~」というテーマで池田 研介さん(複雑系物理学)と村瀬雅俊さん(生命基礎理論)さんが語られた今回。
知識を得て「いい話を聞いたなぁ」と満足するのではなく、それをアウトプットすることが大切(どのようにそこに存在し他人と関わるか、ということを含めて)という話や、自分と社会との関わりを個人的によくしていくということと、社会への橋のかけ方についての議論などを聞いて、家に帰ってから自分のこれからの生きる道についてぼんやり渦巻いていた事柄を文字にしてノートに書き出してみました。

私が着物に興味を持ったのは今年のお正月に友人たちが着物を着ている姿を素敵だなぁと思ったことがきっかけです。
お茶の先生をする母より母・伯母・母方の祖母の着物と帯と履き物を譲ってもらい、着物に脂が付かないように手を洗ってから触れたり、脱いだ着物を陰干しして、しわをのばしながら着物を畳んだり、ひとつひとつたとう紙に包んだり、汚れたら洗いに出したり、手間をかけて着物を丁寧に取りあつかうことが、遠く離れた故郷の母や伯母、もう亡くなっている祖母を大切にしていることのように感じ、視覚的な造形の美しさだけでなく、手で触れることで母たちが着物に寄せた思いや大事にされてきた時間を感じ、どんどん着物にのめりこんでいきました。
友人のご縁で着付けの先生を紹介してもらって自分で着られるようになり、また別の友人のご縁で和裁の先生も紹介してもらって、あずま袋を作ったり、今後長襦袢や浴衣を作れるようになりたいと思っています。
着物を好きになってからお花にも興味を持つようになって、人が活けたお花や散歩道で出会うお花にときめいています。
そして最近、ついに、というか、やっと、というか、茶道に関心を持ち始めました。
今はシフト制で毎週何曜日が空いている、というのがわからないのですが、2015年4月ごろより働き方を変えようと思っているので、そしたら茶道、習いに行きたいと思っています。
まわりには裏千家をされている方が多くて、裏千家であれば陶々舎の福太郎さんからも教えていただける…というのは魅力なのですが、色々考えた結果、表千家の作法を習いたいと考えています。
今はまったくご縁がない状態なのですが、4月までにご縁があるといいな、と思っています。

現在私が生業としているのは看護師の仕事です。
2016年1月より2か月ほど南米を旅したいと思い、2015年3月で今の病院を退職して、旅までは流しの看護師として派遣で働き、旅から帰ったらまた病院勤務をしたいと思っています。
私は社会学部を卒業して他の仕事をしていて、その仕事の中で「自分はものを作る仕事にあこがれているけど、人と接する仕事が向いている」と思い至りました。
そのとき仕事の一つに訪問看護/介護を受ける利用者さんや看護師・介護士の方の話を聞き記事にするという仕事があり、そこで出会った利用者の方が、自分がそれまで思い描いていた「助けが必要な弱者」ではなく「自分の人生を受け止め、人と関わることができる人」だったので、病気というものに対する考え方が、「不幸な出来事」から「人を変える大きな出来事」へと変わり、医療の現場で人と接することができる看護師を目指しました。
ゆくゆくは訪問看護師として働きたいと思い、今は大学病院で働いて3年目となります。
旅から戻った後は、リハビリ病院とホスピスでそれぞれ3年くらいずつ働き、訪問看護の道に進みたいと思っています。

そして、旅について。
高校2年生の時にヴィヴィアン・ウエストウッドへの憧れから両親に頼み込んでホームステイさせてもらったロンドンに始まり、大学時代はアルバイトをしてヨーロッパやアジアの国々を旅しました。
また、就職して添乗員の仕事もしていました。
ある時、青海鉄道でラサへ行くツアーの添乗をしました。
ダライラマ14世と多くのチベット民族の人たちがラサを離れてダラムサラに移り住み、ラサでは青海鉄道の開通で押し寄せた大量の漢民族の人たちが商売を行っていると聞いていたし、実際に見たラサの印象も「テーマパークのような観光地だなぁ」というものでした。
自分もその「安全安心でイレギュラーなことなど起こらず、数日間異文化を体験して何事もなく日本に帰れる観光」を売り物として給料をもらいながら、ラサのジョカン寺を訪れました。
そこで、一心不乱に五体投地で祈るチベット民族の人たちを見たとき、私にとって観光地であるこの場所はこの人たちにとっては聖地なのだ、物理的にはまったく同じ場所同じ時間に存在していても、この人たちにとっての「いま、ここ」と私のそれはまったく違うのだと思い知りました。
そして、どこに行ったとか何をしたとかが大事なのではなくて、自分が世界をどう認識できるかが大事なのだとわかることができました。
今も国内外にかかわらず、旅をして色々な人や文化や食事に出会えることは私の喜びです。

着物、看護、旅。
これからどのような道ができていくのか楽しみです。

2014年8月10日日曜日

浴衣たち

きものに魅せられて早8ヶ月。
寝巻きとして浴衣を着ています。
肌触りが好きなのと、寝汗をたくさん吸ってくれるのと、着付けの練習になるのと、なにより可愛いので気に入っています。

一番右は10年くらい前に買ったんじゃないかな、UNIQLOと中原淳一さんのヒマワリのコラボ浴衣。
その他4枚は天神さんの1袋1000〜2000円で購入し、色もの漂白剤で洗ったものたち。
昔の浴衣は柄が可愛いくて大好きです。

2014年8月8日金曜日

ユリ食堂

タルトタタンのお店 ラ・ヴァチュールで、ユリおばぁちゃんのお誕生日を偲ぶユリ食堂が開かれています。


素敵な窓際の席。

おばぁちゃん懐かしの台湾料理。
ゴーヤと豚肉炒めと甘いマントウ。
ゴーヤが一般的でない当時から育てて夏は毎日のように食卓に上がったそう。

エリンギとお豆腐のバター炒め。

美味しかった〜!
次回はタルトタタンを。

トイレのタイルもかわいい。

実はきもので行ってました。
天神さんの一袋1000円で買ったサマーウール。ぜんぜんシワにならないからメリンスかな?幸田文さんの「きもの」の主人公るつこはメリンスの肌触りを嫌っていたけど、私は嫌いじゃないです。
汚れたら洗えるし、と思って、今日ははじめて着物で自転車乗ってみました。
想像してたより平気だった。
YDSの高橋さんは、はだけ対策に長くて幅広のギャルソンエプロンを上に付けると言ってて、たしかにあったら便利と思いました。

2014年8月7日木曜日

8月の着物 秋草模様

2014/8/1 にっぽんの芸能 ナンノの着物ことはじめ 木村孝先生 より
着物は季節を先取りし涼しさをまとう、ということで、8月にもなれば秋草模様・秋の色の絽のきものを着るそうです。



きものを着るというのは
過ぎ去る時とともにうつろう四季と無常感を身にまとう、ということ。という言葉が胸に響きました。
明日はきものでお出かけしよう。

2014年7月25日金曜日

祇園祭 後祭

友人と夏着物を着て、祇園祭 後祭へ。
長竹さんで食事。


写真撮り忘れましたが、魚の味噌焼き、茄子田楽も美味しかった!

締めはもちろんかき氷。
夏季限定メレンゲを乗せて。

八坂神社では御神輿のお帰りと神様のお戻りの場に立ち会わせていただきました。
神様がいなくなられた後の御神輿。

着付けの先生に譲ってもらった着物と母からもらった木綿の絽帯で行きました。


2014年7月18日金曜日

「節子夫人が語るバルテュス展」

「節子夫人が語るバルテュス展」

77日にNHKカルチャーセンター京都で行われた「節子夫人が語るバルテュス展」へ行ってきました。
節子さんの美しいお姿と身のこなしを見ながら、とても興味深く面白いお話を聞くことができて、至福の1時間半でした。

さまざまなバルテュスにまつわるお話、ご自身のお話をしてくださったのですが、特に私が興味をひかれた話を残しておきたいと思います。
以下は、節子さんのお話にあったバルテュスの考えを、メモに基づいて書き残したものです。

「義務教育には反対である。義務教育はテストの点を取ることに長けた人間のみを優秀とみなすからだ。」

「能は日本の世阿弥が当時作った言葉と動きが今も受け継がれているため、今日の人も世阿弥が意図したものをそのままに近い形で見聞きすることができる。
対してフランスのラシーヌは文章は残っているが、動きはその時代時代に合わせて変わっていったので、当時作られたものを見ることはかなわない。」

「平家琵琶による平家物語を聞いて、ホメロスの抒情詩は当時このような形で伝えられていたのではないか、と涙した。」

「猫への愛が熱烈で、猫がねそべっているのを見て『こんな風に寝そべっていた時のしあわせを思い出す。』と言っていたので、依然は猫だったのかもしれません。」

「絵はただ無心に見て欲しい。絵として、言葉では表せないものを見て、そこから素直な気持ちで受け取って欲しい。詳しい説明は全然わからなくてもいい。それはあってもいいけれど、導入ではなくそのあとのことにして欲しい。イヤホンで説明だけ聞いて次から次に絵を見ていく人が多いことを悲しんでいた。」

「絵を見るのはとても難しい。お茶のように、心を澄ませてのぞまなければ見ることができない。」

「展覧会のためではなく、美の追求のために絵を描いていたので、310年に1枚というペースで創作していた。」

「住む家ひとつにしても、その窓から見える景色が絵に描きたいような自然であるかどうかを重要視した。」

「アトリエでの仕事中は私も入ることは許されませんでした。ただ、メディチ館に住んでいたころ、当時のドゴール大統領が来たのでアトリエに呼びに行きました。私が声をかけ、振り向いたその視線は、視線が形となって矢のように体を突き抜けるようなものでした。見るということ、描くということをそのようにしていたのでしょう。」

「アトリエで最期を迎えた時の言葉、『続けていかなければならない』。どういうことなのか、これでいいのか、まだわかりません。」


以下は、節子さんご自身の考えを、メモに基づいて書き残したものです。
「バルテュスがいたころはバルテュスに物を聞きにきていた人たちが、バルテュスが亡くなると今度は私の意見を聞きにきました。そうして問われ、自分の考えを思いめぐらせることはとても面白く、話をしませんかと言われれば『はい』と受けて、続けてきました。みなさんにお話をしているうちに、バルテュスとの生活が大変貴重なものだったのだと自覚して楽しんでいます。」

Q. バルテュスが好きだった日本の画家は?
「日本のやまと絵・浮世絵、中国の墨絵も好きでした。浮世絵の色調感覚は、きものを着る人にとって、色と色との組み合わせ、柄と柄との組み合わせが大変参考になりますし、フランスのデザイナーもこぞって浮世絵を研究しているそうです。
和服を着るということは、色調、きものと帯、帯と帯締め帯揚げ、の色調感覚です。
たとえ着付けができなくても、きものを着るということが大切です。きっと今ならまだ、タンスにきものがあるでしょう。この忙しい時代に、きものを着る時間を持つことが大切です。便利さを取り入れるのは、自分自身の豊かな時間を得るためです。
私は物を捨てるのが好きではありません。きものは何世代にもわたって着られるし、直線縫いの一枚布ですので座布団やぞうきんに作り替えることができます。きものを着るとは、そのような人間的で自分の国にしかない伝統を感じるということです。」

「自分で考える時間を持つことが大切です。政治も社会もあてにならない時に自分で判断するしかありません。」

Q. 海外生活などご苦労がおありだったと思いますが、どうやって乗り越えてこられたのですか?
「私は幼いころから肺結核で体が弱かったので、幸運にも哲学のテンプ先生より小学校のころからヨーガを習っていました。」

著書にサインしてくださった節子さん。ほんとうに素敵でした。



この日は私も母の夏きもので行きました。帯は天神さんで毎回立ち寄る、お昼ごろからビニール袋1枚1000~2000円で販売するお店で見つけた、掘り出し物の透け刺繍。帯締めは緑、帯留は倉敷で購入した乙女椿のブローチです。









2014年7月12日土曜日

今中文ちゃんの帯

川島織物さんで帯のデザインをしている友人の今中文ちゃんの個展が北大路のきもの中村さんで開かれました。


白も

黒も素敵なSAKU。



桜色の地も刺繍も美しいNUU。

キャプションの写真撮り忘れたけどこの刺繍帯もキレイ。

きもの四方山話も面白く大変勉強になりました。

袋帯と名古屋帯の違いはお太鼓が一重か二重かの違いでしかないから、名古屋帯でも織名古屋であれば十分格式が高いということや、
植物の繊維をそのまま布に仕立てる(から上等な)芭蕉布や越後上布は、今や高級民芸品となり、
昔は芭蕉の中心の細い所は着物、少し上の太い所は帯、上の葉の部分は座布団にしていたが、
細い所はいいものが取れなくなり、座布団は作り手がいなくなり、今でも作られているのは帯くらいである…という希少価値から値段が上がっているけれど、実際に肌にのせたときの着心地はほんとうにいいのか疑問だということ、
無理やり付けられた付加価値に惑わされないことが大事という話を聞くことができてよかったです。

(中村さんの芭蕉布の座布団はとっても触り心地が爽やかで気持ちよかったです。
ただこれも元は着物だそうで、確かにこれが着物だったら着心地はどうかなぁと思いました。)


中村さんののれんも

トイレの扉も

素敵な空間でした。
またお邪魔したいです。

2014年7月2日水曜日

安部太一さん陶展と岡山、倉敷旅

6/30~7/2まで、岡山・倉敷に行ってきました。

一番の目的は、岡山のカフェドグラスさんで行われた、安部太一さんの陶器の個展です。


この左側の花器を購入しました。

ほんとうは直火にかけられるピッチャーも欲しかったのですが、大きなサイズは人気ですべて売り切れてしまったそうなので、また次の機会に出会えれば嬉しいです。

倉敷に移動して、ゲストハウス有鄰庵に泊まり、おすすめされた新粹さんでクリームコロッケと真面目なゴマ豆腐とおでんを食べて、おいしすぎたので二日とも通いました。

二日目は、持って行っていたきものを着て、大原美術館の全館をまわりました。
一日目の夜に新粹のご主人に大原美術館の話を聞いていたので、より楽しめてありがたかったです。

本物の花を使ったアクセサリーショップ苑さんで購入した、乙女椿のブローチとサザンクロスのピアス。

どちらも経年変化を楽しめるそうなのですが、特に乙女椿は他の花にない変化をするそうで、こちらの写真は2年後→6年後→10年後のものだそうです。

林源十郎商店で、夏に向けて探していた扇子も買いました。

蝉と月。

きもののコーディネートは、持参したポリエステルの洗える絽きもの(天神さんで1000円!)∔母の帯∔帯揚げは倉敷一日目に購入した麻をくちなしで染めたストール(6000円)使用∔黒に近い媚茶の帯締め。

母の帯は、『樋口可南子のきものまわり』と『民藝 2003年5月号』に同じような柄が載っていたので、民藝の町倉敷に合わせて行きました。


麻×くちなしストール。柔らかくて洗えて洋服にも合うし帯揚げにもいいので嬉しいです。

また行きたいなぁ。