2015年12月5日土曜日

春日 麻処さあさと古学び

麻処さあささんは麻のある暮らしを目指して春日に移り住まれ、自然とともに生活されています。

お味噌作り


桑茶作り

田植え

薬草に詳しい兵蔵さんのお話会

草木染め

大麦

麻畑

稲刈り

さあささんの周りには春日に縁があり移住してきた面白い若者がたくさんいます。
アトリエのの あやちゃんとパートナーのもと君、Temptation glass(トッシー)ピネル工房福ちゃん一家、梅ちゃん源ちゃん一家が私が特に仲良くさせてもらった人たちです。

そのメンバーで「春日古学び」という活動が始まりました。

きっかけは大西暢夫さんの映画『水になった村』の自主上映会と麻の糸うみ、郷土料理からしそうめんの試食を合わせたイベントを皮切りに、春日に伝わる古くからの知恵を学んで行く会がはじまったことでした。

衣食住にまつわる古学びの機会をたくさん作られているので、ぜひ行ってみてください!

里山で暮らそう、と決心したとき、移住先について、どこがいい、という希望はありませんでした。
知り合いのいる場所や気になった場所、ご縁のあった場所にWWOOFやトライアルステイをしながら色々と回ってみようと思っていました。
失業保険受給が終わっても、例えば小豆島のオリーブ摘みや愛媛のみかん収穫など、働きながら暮らせる場所がたくさんありそうだし。
…という話を春日でしていたら、「ほとんど家にいないんやったら家賃もったいなくない?うち元々旅館だったから二階4部屋余ってるし、荷物ここに置いて移住先探したら?」と、梅ちゃんが言ってくれました。

梅ちゃん家からの眺め

春日は日本にほとんど残っていない在来種の茶畑が点在し、ほとんどの農家さんが農薬を使っていないという桃源郷のような場所で、麻処さあささんや古学びメンバーも素敵で面白い大好きな人ばかりで、申し分ない候補地でした。

でも、春日にいる時、いつもその素敵な空間にいさせてもらっている、という思いがぬぐえず、ここに暮らす自分ではなく一時滞在するイメージしか持つことができませんでした。

だから、梅ちゃんがシェアの申し出をしてくれてとっても嬉しかったのだけど、一度春日に拠点を移して、他に移住先を探し、数か月で春日を出て行く、という未来を想像したら胸が痛みました。

それなら、はじめからどこかに移住してしまって、春日にはこれからも薬草教室や古学びの時に来るまれびととして立ち寄る方がいいと思いました。

その少し前に岡本よりたかさんの「ベランダから始める自然栽培」セミナーへ行って、種はその土地の一年間の気候風土を記憶する、だから自家採種したものを食べることで、四季それぞれに合わせて身体を整えてくれる、という話を聞きました。

春日でその話をしていたら、麻処さあさの龍治さんが、水もその土地の記憶を持って流れているから、水道水ではなく山の水や湧き水を飲むといいという話をしてくれました。

種と水の話を聞いて、移住先の第一候補地は自分が産まれ育った九州となり、山香と出会ったのです。

自然と共に暮らすさあささんと古学びのみんなの生活を体験させてもらったお陰で、これからの自分のライフスタイルを想像することができました。
本当にありがとうございます!

薬草教室もあることだし、春日にはこれからも通います( ´ ▽ ` )ノ

今後とも、よろしくお願いします。


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