2015年12月5日土曜日

春日モリモリ村 薬草教室

ヨーロッパではかかりつけのハーブの薬剤師さんがいて、病院で行くほどではない身体の不調はそこでお茶や塗り薬などを調合してもらうのだそう。

そういえば台湾や中国、韓国でも、漢方が生活に浸透していて、コンビニではペットボトル入りの漢方茶が売られていました。

月経後の補血に飲む四物飲の棚

日本だけが西洋医学と民間療法が分断されていて、どちらかを信じる人はもう一方を敵視しているような気がします。
どちらにも得意不得意分野があるのだから、他の国同様いいとこ取りをしていったらいいのに!
両者の融合は、個人の考え方は民間療法寄りで、西洋医学を学び看護師として働く私のこれからの課題でもあります。

日本のハーブ、薬草にも興味を持って調べていると、岐阜と滋賀にまたがる伊吹山という薬草の宝庫があることを知りました。

岐阜に関ヶ原、という地名があります。
関ヶ原より東を「関東」、西を「関西」と呼ぶのだと知った時は驚きました。
関ヶ原は日本のちょうど真ん中に位置し、そこにそびえる伊吹山は北日本で育つ植物の南限、南日本で育つ植物の北限で、伊吹山固有の植物もたくさんあるそうです。

伊吹山の麓にある春日モリモリ村で、岐阜薬科大学の名誉教授 水野瑞夫先生が月に一度薬草教室をされていると知り、4月からその薬草教室に通いはじめました。

水野先生の授業は化学式などが出てきて難しい部分もあるけれど、配られるレジュメにはそれぞれのテーマに沿ったものがまとめられているし、野外活動や調理実習も面白かったです。

藍の回

キハダ剥き

藍の生葉染め

コンニャク作り

薬草教室HPで毎月の授業内容が確認できます。

薬草教室があり、友達もいるので(麻処さあさと古学び)、私は大分に引っ越してからも春日に通います( ´ ▽ ` )ノ

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